このレビューはネタバレを含みます
体内血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと気分が上向きになり仕事の効率が上がるという仮説を冴えないおじ4人で検証するってやつ！最初はえ、めっちゃいいじゃんうちもやろ☺︎って思ってたけどだんだん濃度を上げてって歯止めが効かなくり堕ちていく様子が結構怖かった
マーティンだけじゃなく他の3人ももしかしたら薄々感じてたかも知れないけど、生徒が好きなのは、家族が好きなのは、壁を破ったのは本当の自分じゃなくてアルコールが入った自分で、嘘をついてるような罪悪感や、酔った自分は好かれる＝素面の自分は好かれないつまらない人間だっていう自己否定の気持ちもあったんじゃないかなって思う。自分もお酒飲むようになってからたまに思う
トミーに関しても、校内飲酒していたのは4人なのにアル中になったトミーに全ての罪を被せる形で他の3人は罪を逃れたし、さらにはトミーは死んでしまうし、3人に残された罪の意識や後悔を思うと最後の明るいはずのダンスシーンも手放しで笑って見れなかった結構辛かった
しかしやはりマッツはかっこいい 教師姿はちゃんと冴えない歴史教師なのにスーツを着るとどうしても溢れてしまうマッツ味
あとワンちゃんどうなったのでしょうか🐶
