このレビューはネタバレを含みます
人生を精一杯「謳歌」する者たち
方法は愚かかもしれない。だが精一杯生きようと努力する彼らを、私は素敵だと思えるし、尊敬します。
生きることに不安になってしまいがちな昨今、彼らの姿は私たちへのエールなのではないでしょうか。
ラストは物凄い場面でしたね。
未来への期待や不安、そして海を見た時の彼の表情はどこか物悲しそうです。後ろを振り返れば大喜びで踊る生徒と友人たち。彼にしか持つことのできない感情と実感が
主演マッツ・ミケルセンの躍動する体からあふれでます。
このシーンを観る度に私はこの映画に会えてよかったと思うのです。
「謳歌」とは楽しむことではなく、4人のように精一杯生きることではないでしょうか。
