🔻総評
バランスがもっと取れていたら、もの凄い事になっていたのでは？と思う作品でした。
構成も面白く配役も素晴らしくて一度その世界に引き込まれたら抜け出せない作品。
🔻概要
冴えない高校教師のマーティンと3人の同僚は、「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という哲学者の理論を証明するため、実験をする。朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと授業も楽しくなり、生き生きとするマーティンたち。生徒たちとの関係も良好になり、人生は良い方向に向かっていくと思われた。しかし、実験が進むにつれて次第に制御がきかなくなり。。。
🔻残念だったところ
北欧で当たり前であると思われる部分が日本人である僕らにとって頭上に「？」を浮かべざるをえない部分がある
・学校制度
・祭り
・警察の温度感
・生活の常識
・主要キャスト以外の子達の実力不足がもたらす現実に引き戻される感覚
🔻作品全体から感じられたメッセージ
・酒は飲んでも飲まれるな
・羽目を外しすぎるとろくなことない
・酔って楽しくなるって最高
・楽しいは伝染する
🔻一番面白いところ
・おじさん達が酔って楽しそう
🔻一番魅力的なところ
・つまらない人生に彩りが満ちていく
🔻一番のみどころ
・主演マッツミケルセンの苦悩と快楽と酔っ払い全てが詰まったエンディング
作品:0.8
脚本:0.7
監督:0.7
主演:0.7
助演:0.5
