サラリーマン岡崎

名も無き世界のエンドロールのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

2.3
ダ、ダサい…。

「ラスト20分の真実」とかいうから、
どんでん返しモノかと思って観に行ったけど、
全然普通に物語は進んでいくし、正直なんか普通の話だった。
佐藤祐市監督はそんなに得意じゃないけど、
佐藤監督だからサプライズを入れてくるのかと思ったけど、
サプライズも何もない。(おそらく入れてるつもりなのかもだが)

そして、いちいちセリフが寒いし、
あと岩ちゃんも真剣佑も正直ウザい…。
岩ちゃんはニヒルな役どころをやっているが、
そもそも設定が小学生が考えたような役回りで、
その設定でニヒルな演技されても覚めてしまう…。
真剣佑は単純にわんぱくに騒ぐ姿が合わない。。。
これも真剣佑の演技よりも、「イタズラ好き」という設定がまず微妙。
あんなにイタズラたくさんやったら普通途中で飽きられます。
唯一良かったのは山田杏奈かな…唇震わせながら泣くところはすごかった…。

そして、「エンドロール」と名のつくタイトルなのに、
エンドロールに何も仕掛けないんかい!
エンドロール後に出てくるアレも企画としてダサい。映画の余韻台無しにする。
(そもそもこの映画に余韻などないけど)

終始ダサい映画でした…。
誰が観てもダサいと思うと思うんだけど、どうしてこの脚本を認めたかな…。
どんでん返しっぽく見せて、イケメン俳優起用すれば儲かると思ったのかな…。
まぁ、それに引っかかって騙された客がここにいますが。
え、それがサプライズ???