デニロ

殺人捜査線のデニロのレビュー・感想・評価

殺人捜査線(1958年製作の映画)
3.8
1958年製作。脚本スターリング・シリファント。監督ドン・シーゲル。

サンフランシスコ。港。外国航路からのヘロイン密輸の手口を色々と紹介する。いずれの場合も持ち込んだ本人はそうとは知らず、そうと知っている回収屋が指示を受けて回収にまわる。抵抗したらぶち殺す。

東京から帰国した一家が日本で購入した藤人形に仕掛けられたヘロインを、その幼い娘がおしろいと勘違いして、人形の化粧に使ってしまった。

それを聞いた回収屋は、そんなことをボスが信じてくれるわけがない、と慌てふためいて母娘を誘拐してボスに説明させようとするのだが、というサスペンス。

面白いんだけれど、待ち合わせたボスに革命的警戒心というやつがなくて、回収屋に放った、お前は死ぬ、という言葉をそっくり返されてしまって、残念なことに。

ラストのカーチェイスは必見。

映画館ストレンジャー ぶっ飛ばせ!ドン・シーゲルコレクションにて
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