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サーカス五人組のENDOのレビュー・感想・評価

サーカス五人組(1935年製作の映画)
4.0
ジンタ五人組と曲馬団の一瞬の邂逅。一期一会の旅人同士すぐに別れが訪れる。藤原釜足がすぐに女に手を出す見た目と裏腹な役。映画ごとに老いも若きも、貧者から成金まで何でもこなす幅の広さよ。曲馬団の男衆はストライキを起こすが結果首謀者の恋人である団長の娘の空中ブランコからの投身で元鞘に収まる。大川平八郎の悲しいほど下手なヴァイオリンも切ない。何とも苦いラスト。体格の良い男はリキー宮川という当時の流行歌手らしい。
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