このレビューはネタバレを含みます
躍動するPOPアート!
開始早々「MARVEL」「SONY」の
オープニングクレジットから「ヤバっ!」と言う感じでした!笑
前作同様、とにかく細かく早いカット割に対して
尋常じゃないぐらいの書き込みを感じさせる
超密度バキバキアニメーション!
今作は中盤くらいからじっくり魅せるシーンもあって
「引き算」的な発想も増えたのかなと思いました!
相変わらず上下反転の世界観は不思議な高揚感があり、
前作よりも飛躍的に増えた多くのスパイダーマンが集合する世界は
無条件に上がりました!
そんな「スパイダーマン・ワールド」をひっくり返すテーマも
「勝負してんな〜!」と言う感じ!
その上で個人的にはやっぱりあまりハマる作品では無いのかな〜と感じました…
「新たな映像表現のカタログギフト」的な見方をしてしまい、どうにも気持ちがドライブしませんでした…
「ティーン」の「アイデンティティ」の話なので
同世代か、もしくは子供がいる方には深く刺さる話なのかも知れません…
動くポップアートが見たいか額縁で見たいかでも好みは分かれるかも…
ただ今作を素直に「カッコイイ!」「面白い」と感じる感性の
子供達がどんな世界を作っていくかは非常に楽しみ!