このレビューはネタバレを含みます
ガキって言うな！って言われるとガキってやだなぁって思ってしまった。。
見る前になんだか嫌な予感してたけど正直的中した。
綺麗事を言う少年と現実を見ている大人、という構図。主軸は綺麗事を言う少年の方。
この構図からなるストーリーが苦手。
トムホスパイダーマンもその構図。
ミゲルオハラ＝スパイダーマン2099はかなり冷酷ではあるが理由があってそうしてるのであって、マイルスもちょっとは聞く耳持ったら？と思ってしまう。
でも多分マイルスが運命を変えるという着地点になるのだろう。うーん。
自分自身が若さからくる情熱を徐々に失ってしまっているのかも😭
序盤、グウェンについていく→わかる
ミゲルオハラにオメーの父は死ぬべき運命、それを助けるなんてもってのほかと言われるけど抜け出す→まぁわかる
グウェン、ピーターがミゲルオハラに対し話が違うと漏らしそれを聞いたマイルスが隠してたの…？！と幻滅する→なんで？？？？？？？
そこはさ、ガキって言うなと言うのなら大人として、仲間にものっぴきならない事情があるんだな。って察してよ。仲間じゃんか。
しかも仲違いっぽい状態のままそれぞれが別々の次元に飛ぶが、グウェンはとても大人な女性で、酷いこと言われても分からず屋のマイルスを助けに行こう（？）として仲間たちを招集する。
なんて出来た人なのだろう。マイルスが唯一の友達とは言うけどさ。
前作が完璧なのは子どもの純粋さがマイルスにあったから、自分が他のスパイダーマンに比べて能力が開花していないという苦しみ、2度とスパイダーマンを失いたくないという気持ちに力がついてこないという葛藤があったから自然と応援せざるを得なかった。
でも今作はマイルスは驕りのある思春期特有傲慢モードになってしまっていると思ってしまうな〜。。
その点以外の映像、アクション、スパイダー軽口、やられ芸はもう完璧だった💯
