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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのliamのレビュー・感想・評価

3.9

監督はホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン。声の出演は「Cut throat city」のシャメイク・ムーア、「チャーリーズ・エンジェル 」のヘイリー・スタインフェルド、「ピーターと魔法の象」のブライアン・タイリー・ヘンリー、「トランスフォーマー/ビースト覚醒」のローレン・ヴェレスなど。

マルチバースを自在に行き来できるようになった世界。マイルス・モラレスは久々に再会したグウェンに誘われ、とあるユニバースを訪れる。そこにはミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)やスパイダーウーマンなど、選び抜かれた最強のスパイダーマンたちがいた。やがてマイルスは、愛する人と世界を同時に救うことはできないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた宿命を知る。彼がその運命にあらがうことを決断したことで、マルチバース全体を揺るがす事態が起きる。

前作もそうだったが、スピード溢れる戦闘シーンは目で追いきれない程スペクタクルで全く飽きなかった。色彩の使い方も非常にカッコよくて本当に楽しめた。
またマルチバースが物語の主となっている事もあり、前作同様に多数のスパイダーマンが登場する。
ティラノサウルスのスパイダーマンまで登場するのでかなりインパクトがある。

個人的に良かったシーンはグエンと、お父さんが和解するシーン。そこだけ白黒の絵になっていて、お父さんがグエンを受け入れる決意をする重要で熱いシーンになっている。

内容的には情報量が非常に多くて処理が少し追いつかない所がある。だが次作がすぐ公開されるのでしょうがない所はある。

実写からレゴ、アニメなど、様々な世界のスパイダーマンが登場する世界観は最高だった。それを生かしたジョークシーンも多く、非常に楽しめた。
またカメオ出演もあったのでそこの所も今後に期待が持てる。

最後もかなり衝撃的だったので、次作がどのような感じで展開し終わっていくのかかなり期待。

次が気になるアニメ映画。
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