三樹夫

ラストサマー2の三樹夫のレビュー・感想・評価

ラストサマー2(1998年製作の映画)
2.3
前作ラストのフィッシャーマンに襲われるのは、主人公のトラウマからくる幻覚ということになり仕切り直し。前作がヒットしたため突貫工事で作られただろうと推察できる荒い作りな上に、公開したらコケたという踏んだり蹴ったりな映画。ラジオのクイズでバハマ旅行が当たり、そこで連続殺人が起きるという苦しい入口。
レイもバハマに誘われるが断る。しかしすぐに同僚の説得で考えを改めバハマに行くことを決めるも、主人公に内緒で行って驚かしたろと訳のわからんウザいサプライズ計画を立てるが、途中襲われて主人公とレイは連絡が取れなくなるというアバウトすぎる展開。レイなんてただの拳銃の運び屋でしかないという役立たずっぷり。

前作と違い、フィッシャーマンがジェイソンなどのモンスター化しているが、それでいて誰が殺したのかあいつ怪しいこいつも怪しいのフーダニットやサプライズをやるので、ホラーモンスターとしては中途半端。つーかモンスター化したところでフィッシャーマンって鉤爪持ってるだけのただのおっさんだし魅力もないが。主人公への復讐のくせに関係ない人間殺し過ぎとか、相変わらず死体の運搬や隠蔽の大変さと手間を舐めんなよのご都合展開は気になる(モンスター化した分、前作よりかは気にならないけど)。
しかし前作と違う+前作よりやたらやる気をしている点が今作にはあり、それは完全にジェニファー・ラブ・ヒューイットの巨乳に全力投球しているということ。服は基本ピチピチのタンクトップを着ていて、日焼けマシーンに入るところとシャワー上がりのバスローブ姿エロすぎ。
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