Jo

ハミルトンのJoのレビュー・感想・評価

ハミルトン(2020年製作の映画)
5.0
やっっと字幕がついたので見ました。超待ってたよ、本当に。disney+が日本でも利用できる時からこの作品が配信されてたのに字幕ついてなくてついてないまま見るのもよかったんだけど音楽は知っていたしやっぱ内容をしっかり知りたいと思ったら1年弱待ちましたわ……素晴らしい作品。生で見れなくても映画館で見たかったな〜〜〜〜!

"who lives? who dies? who tell your story?"
(誰が生き死に、誰が語り継ぐの?)
"history is eyes on me"
(歴史はいつも私たちを見てる)

この二つの歌詞が印象的。

ハミルトン自身革命を起こし、副大統領までやっていたのに自らの失態が浮き彫りになり退任せざる追えなくなる。革命を起こそうと一緒に頑張った仲間たちとも離れてしまうがその信念は変わらないことを示したかのような最後の決選投票。歴史を語り継ぐのは今生きてる私たちにしかできないことを改めて考えさせられる作品。
基本ラップだけどポップス、R&B、しっかり歌い上げるミュージカルナンバーといろんな音楽に溢れている。メインキャストを演じた役者陣はもちろんだけどアンサンブルも有名な人ばかり。
作品そのものもよく、演出もいいけど、やっぱりリン=マニュエル・ミランダが産み出したミュージカル作品にラップを使用するという構成に当時のミュージカル界ではいい意味で衝撃的な作品だったよなと今回見て感じた。

この作品が上演された2016年の時からこの作品が見たくて見たくて、当時ミュージカルの講義をしていた教授がこの作品をNYで見たという感想を聞いたのを思い出した。
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