妻を亡くしたロボットエンジニアが妻を蘇らせようとする話。
話自体はよくある話。前半は人が入ってそうなロボットもギリギリそれっぽく見えるし、旧式の試作機が嫉妬して何かやらかしそうっていう興味だけで観てられる。が、後半から変な日本描写と白塗りの人間が出てきて一気にチープになる。
キーになるアーカイヴシステム。故人の記憶を基に対話できるシステムなのか?アナログデータ?脳みそ保存してるの?細かい説明がないまま何となくで話が進む。結局どういうシステムなのかよくわからん。
話のオチは途中から読める。必死に何をやってたんだって感じ。
『エクス・マキナ』はシナリオとしては驚くようなことは無かったが映像の美しさもあって最後まで楽しめた。本作は白塗りを何とかして最終的なシナリオの繋ぎを上手くやれば化けそうなポテンシャルは秘めてると思う。惜しい。