フリーザ

アーカイヴのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

アーカイヴ(2020年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

手垢のついた設定、良くSF映画で見る様なセットだがなんやかんやでそこそこ楽しめた。

舞台が山梨(ロケ地は違うらしいど)なのが日本人としては反応してしまうポイントでちょこちょこ漢字が出てくるのも面白い。

『月に囚われた男』の美術監督が監督ということでさもありなんという感じ。
途中の繁華街のシーンなんかはまんま『ブレード・ランナー』的世界観で、研究所のシーンばかりで淡白になっている画面のいいアクセントになっていた。

体と自我を与えておいてその気持ちをないがしろにする主人公は子どもへの愛情が不足した親の様だ、とか考えてたら最後にどんでん返しがあった。
作中で感じていた違和感もまぁこのオチなら何でもありだなって感じで納得というかなんというか。
微妙に凝ってるけど言ってしまえば夢オチ。
フリーザ

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