片腕マシンボーイ

一生で一番長い九分の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

一生で一番長い九分(2018年製作の映画)
3.2
菱沼監督短編集最後のん!……だけは知ってるキャストおらんかったわ

痴漢にあって以来、潔癖症の乗物恐怖症になってしまった女子が、ある日公園で妊婦さんに助けを求められたんやが!って話

まぁワンシチュエーションドラマとしてはなかなかハラハラする展開でなかなか切羽詰まった状況ながら雰囲気は絶妙に緩いもんやからばドキドキせんかったんは玉に瑕やが、監督のテーマ的にはハラハラドキドキよりも行き詰まった女子をこのシチュエーションを通して如何に前へと進ませるか?にあるだろうからね、まぁ落とし所としても丁度良かったんとちゃうかな?

まぁこういう状況って実際にも稀にあるわけよ、知らんばあちゃんが階段下で荷物もって登れんとアタフタしていたり、知らんじいさんが転んで動けんでいたり、そのくらいならまぁ別に助けるんは大したことちゃうけど……
くぅ、まぢ妊婦が破水したぁ!言うてたらまぢマシンボーイもパニックでどうしたらいいかわからん自信あるからばね!ふたりのヒロインの人生でいちばん長い9分間がなんとか終わりをつげたんにはマシンボーイもホッと胸を撫で下ろしたのよぉ……
うん、なんか主人公が気に食わん、って意見が多いけど、しぶしぶとはいえ結局助けてしまうヒロインを悪くいうのは良くないと思うなぁ!
あ、とりあえず落としたパンはゴミ箱に捨てろて、お母ちゃんに食わすな!ゲラゲラ