課長とヒロシ

夏への扉 ―キミのいる未来へ―の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

3.8
ヒロシ(以下ヒ):原作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも影響を与えたと言われているロバート・A・ハインラインさんのタイムトラベルの古典で、曰く「猫SF」の代表作だそうです(笑)

課長(以下課):世の中にそんな小説のジャンルがあったのを初めて知ったぞ

ヒ:映画化が世界初と言うのも驚きでした

課:猫のピートに代表される叙情的な演出は、確かに日本人好みだし俺も大好きだが、アメリカではあまりウケないってことかな。映画化にあたってだいぶ原作改変してたが、今回はかなり良い方向に転んだと思うぞ

ヒ:特にロボット開発者としての主人公の側面を強く出したことが良かったですね。原作に登場しない藤木直人さんの役が凄くハマってました

課:あれはハマり役だよなー!安心感が凄いわ!主役の山崎賢人も原作と違ってピュアな感じがより爽やかさを出していて、SFの形を取っているが青春ラブストーリーの側面も強くて素直に感動するな

ヒ:いわゆるタイムリープものですが、日本的演出が過ぎるのかあまりテンポが良くないんですが、代わりにドラマ性が強く出てて、これはこれでイイ感じです(笑)

課:ひとつ残念なのは猫のピート役が二匹いるんだが、このパスタとベーコン(猫の名前)が全然似てなくて1匹に見えないことだな

ヒ:笑笑 まあそこは忖度していただいて!、、、でもハインラインさんも作品がたくさん映像化されてますが、振り幅の大きい作家さんですよねー

課:だよなー!本作と『スターシップ・トゥルーパーズ』がフツー同じ原作者だと思わんぞ!

ヒ:あー!そうですねー!、、、と言うか『スターシップ〜』は多分ポール・バーホーベンさんのせいかとは思いますがー(笑笑)

ストーリー 4
キャラクター4
世界観   4
映像・演出 3
音楽    4
ビバ!同い年!度99
課長とヒロシ

課長とヒロシ