このレビューはネタバレを含みます
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たとえ、どんなに怖くても。
ウィル・ワーニック監督、キーガン・アレン主演による脱出スリラー。
有名ユーチューバーの主人公が命を懸けたデスゲームにチャレンジする姿を描く。
主人公となるユーチューバー・コールをアレンが演じているほか、ホランド・ローデン、デンゼル・ウィッテカー等が登場。
物語は、脱出ゲームへの参加招待を受け、仲間とともにロシアを訪れた主人公がゲームに参加する様が中心となるが、序盤は主人公等のチャラさというか、マイルドヤンキーぶりというか、軽薄な人となりがひたすら映し出され、実際にゲームに参加するまでが少々長いため、観ていてかなりイラつくことに。
ただ、いざ実際にゲームが始まってしまえば、セットのチープ感はあれど、それなりに楽しめる仕上がりであるし、中盤からは、怪しげなマフィアも登場と、展開にドライブをかけてくる。
最終的なオチとしては、デヴィッド・フィンチャー監督の名作『ゲーム』に似ていないこともないが、この手のジャンル映画としては、悪くない内容であるとともに、世間を騒がすやりすぎユーチューバーに対して留飲を下げることができる一作。
違いは分かってる？
