キャッスルグレンギャリ

嵐ケ丘/嵐が丘のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)
3.9
U-Nextで鑑賞。古い作品を観たくなり本作を選択。ウィリアム・ワイラー監督は原作の小説をわかりやすくコンパクトにまとめてくれました。原作を読んでみようと思います。嵐が丘に戻ってきたヒースクリフがキャシーにどう接し、互いに苦しくも幸せな日々過ごしたか、詳しく描かれていることでしょう。
本作はローレンス・オリヴィエの初ハリウッド作品だそうです。キャストの序列は2番め。1番のマール・オベロンの作品を観るのははじめてでした。この二人、Wikiによると撮影中ずっと折り合いが悪かったとか。オリヴィエはそのことを妻のヴィヴィアン・リーへの手紙に書き、心配した彼女ははるばる船と列車を乗り継いでハリウッドにやって来たのでした。そして「風と共に去りぬ」の関係者と出会ったのでした。