見終わって率直に思ったり感じたのはなかなかの没入感だったということ。ミリタリーアクション独特のカメラワークや臨場感、さらに緊張感や緊迫感がひしひしと伝わってきて、後半の1時間くらいはずっとハラハラしながら見ていた。固唾を呑むとは正にこの事。この手のアクション映画好きな方は既に見ているだろうけど、まだ見たことない方には是非オススメしたい。それくらい強い印象を受けた。
エンドロールではドキュメンタリータッチになっていて実際に経験した元軍人の方が当時を語っている。中には当時の軍人さん自身が本人役を演じていたということでビックリ。よくオファー受けたなって思う。
何事でもそうだけど経験した本人が一番その事に対して分かっているだろうし、逆に言えばそれは経験した本人にしか分からないこと。多くの仲間が犠牲になった中、命からがら生還し生き残ったことに無念や後悔みたいなもの抱く。それが俗に言う戦争後遺症なんだな、と改めて思う。そういったことを垣間見えたと言うかふと感じた。
自ら進んでそんな命懸けの職業を選び、何故あえてその道を選ぶのか、そして一人一人の生きる信念、軍人としての生き方、など、月並みな感想だけど本当に家族のため国にために尽力するってなかなか出来ることじゃないな、と映画の感想とは少し逸れてるかも知れないけど、軍人さんに対して改めてそんな風に感じることが出来た。
