このレビューはネタバレを含みます
●『オススメ頂いたので観てみた』シリーズ。
●Filmarksでのジャンル区分は、一応『ホラー』。
●でも、怖がらせようという意図は感じられない。正確に言うと『殺人ロボット達で怖がらせようという意図は感じられない』。
●怖いのは主人公のニコラス・ケイジ。セリフは一言も無し。物語序盤、多少不穏な雰囲気が感じられるけど、ニコラス・ケイジが登場するとそんな気配は消え去る。ホラー映画なのに抜群の安心感。ホラー映画としては間違ってる。
●主人公がメチャクチャ強い。そして『仕事できる人間』。テキパキ仕事して、キチンと休憩も取る。働き方改革が叫ばれて久しい昨今、個人的には見習いたいと思う理想の労働者像。身だしなみに配慮する点も見習いたい。
●あまりの強さに、施設の調査・破壊にやって来たCIAか何処かの工作員か?とチラッと考えたが…やはり違った。エンドクレジットでの役名が『The Janitor(用務員)』。ただの『通りすがりの仕事できるマン』だった模様。
ラストで、サングラスに炎が映り込んでたので、実はゴーストライダーなのか?と思ったりもしたけど、全く関係ないはず。
●黙々と掃除して、淡々と殺人ロボット達を破壊する様子に、終始声をあげて笑い続けていた。
●強すぎるゆえに、『足を引っ張る若者たちが登場』『保安官に後ろ手に縛られる』などのハンデが与えられるが、全く問題にせず無双し続ける(※若者たちの世話は業務の範囲外なので、見殺し)。
●"ヒロイン"リブ役のエミリー・トスタの『目を丸くする演技』が秀逸。あの表情だけで役をゲットしたのでは?と思わせる。
●メチャクチャ面白かったので、ついつい感想が長くなってしまった。
● ニコラス・ケイジ、演技らしい演技はしていない。彼クラスの俳優なら、非常に楽な仕事だったのではないかと思われる。
オスカー受賞まで果たした名優。色々な役を演じて、役者人生を楽しんでいる様子。
●あのTシャツ、販売して欲しい。
●ある意味『珍味』映画