イタリアのブラックコメディ「おとなの事情」をリメイクした作品。
オリジナルの「おとなの事情」は、最も多くリメイクされた作品としてギネス世界記録に認定。
8年前に台風の雨で川が氾濫し、孤立した8人は救助されるまでの3日間を一緒に生き延びる。
当時、幼かった娘を除く7人の男女が、月食の夜にその時を偲んで集まってきた。
一人を除いて6人は夫婦。その中の新婚の妻が夫婦関係に疑いを持ち、夫婦の信頼を確かめるためにスマホの通話やメッセージなどを公開し合うことを提案するが……
当然、夫婦間でも秘密があり、スマホの内容をオープンにすることで、それが明らかになり、様々な人間ドラマが繰り広げられます。
スマホが鳴るたびに、次は何が起きるのか色々期待しちゃいます。
7人のメンバーの背景は韓国版とほぼ同じ。
韓国版と異なる点は、日本版では7人が台風でのサバイバルで生死を共にした仲で、その絆がしっかりと描かれていることです。
「バカなんで難しいことはわかんないすけど、とりあえず食べませんか? 今夜のメイン料理コンビーフ! 結論はそのあとで 人生は長いんですから」
そして月食は何事もなかったようにもとの月に戻るのでした。
ラストのオチも日本版オリジナルです。