一ヶ月前に鑑賞。
とりあえず一番、印象に残ってるのは始まった瞬間國村隼さん演じる運転手の男が口にするセリフと「指」。
それとホラーを感じたところでいえば転落死に巻き込まれるシーンはうかつにもビクッとなった。
ただまあそれ以外は別に怖いと思う要素はなかった。
強いていうなら、コトリバコの禍々しさと穴に落ちたときの絶望した表情と涙とかだろうか。
内容的には、序盤が謎の現象に巻き込まれる展開で終盤へむかうほど急なファンタジーになるもので、
面白いのかどうかと言われるとまあ(微妙)だがワンシーンワンシーンは割と印象に残るし退屈はしないので個人的に駄作とも思わない。
奇妙すぎるストーリーにそこそこ楽しませてもらえる。
樹海に飲み込まれる(とりこまれる?)シーンは意味不明なのにやたらと力が入っていて何か笑ってしまう。
基本的な構成は「犬鳴村」と同じで少し騒がしくバラエティー豊富にしたのが本作という印象。
キャストについては大御所の安達祐実さんと國村隼さんが特別ゲスト的な感じで出演してるのが記憶に残る。
言わずもがな圧倒的な存在感で短時間出演するだけでも物凄く雰囲気が締まりますな〜。
山田杏奈さんと山口まゆさんもホラー映画ヒロインがハマっていて世界観にけっこう合っているように思える。
脇役で出演してた皆さんもいい味出してました。