これは劇場で観なくてもいいなと思っていたのだけど、予告の音楽と狼の描き方？アニメーションが頭から離れず、やっぱり劇場へ足を運んだわけだが大正解だった！
「狼」のシーンが素晴らしい。鼻が効く狼はあんな風に世界が見えるんだ！狼が駆ける時、映画館の音響と合わさると「大地の音を足で感じる」ってのがこちら側にも伝わってくるようだった。
そして、絵本のような絵の面白さ。
金色の魔法のエフェクトは幻想的でうっとりする。
3Dを活用したダイナミックさがありつつも3Dを全く感じさせないところがすごい！
背景はパースが掛かってる場面と平面になるシーンがごちゃ混ぜにある、正直街の中がどんな構造してるのかわかりにくいが、見ていて飽きない画面になってる。
そして、あの見た目インパクト大なメーヴ。見るまでは不気味に思っていたのだけど、ガウガウいって毛玉のように動く野生な姿と、母親を求めて泣く子供らしい姿、傷を癒せるけど人を恐怖させることもできる魔女の姿。魅力の詰まったキャラクターだった！
上映してる劇場は少ないけど、映画館で観るとより良く感じられる作品だと思います！
