アマチュアバンドの先ずの上がりがメジャーデビュー、その障害が商業主義の介入、だとか。
夢破れた後に待つ厳しい現実の形が身重の恋人と職人気質の親方の下での修行、だとか。
90年代も頭の頭に書かれたものの、個性がないからとお蔵入りになっていた脚本を引っ張り出してきたのかと思いましたよね。
引きの長回しと直截的な説明台詞で描かれるとある登場人物の夢諦めますわ宣言、あそこは婉曲的な台詞と演者の仕草や表情で見せるべき場面なんじゃないかと思いましたよね。
時代錯誤か或いは自己満か、ちょっと乗っていけない映画でしたよね。