男目線で言うと。
言い方は悪いですけれども主人公を攻略するに当たってその傾向と対策、これが掴み難いと感じまして、それがそのまま本作の感想になるかしら、という感じですよね。
序盤、いわゆるお一人様を極めんとする人間の傍から見ても分かる強さと美しさ、これはもう延々と眺めていられるわー、なんつって眺めて。
中盤、おこがましいとは思いながらもその内面の脆さに関しどう分析して受け止めればよいものか、戸惑ってしまって。
そして終盤、踏み込んではみたもののやはり他人は他人、サイコホラーな手触りすらあって手に余る。
語弊を恐れずに言えばその人間味こそがしかし面白い部分、全体としては愛さずにはいられない、という具合ですよね。
そして山田真歩がどこで出演していたのか、全く分かりませんでしたよね、と。
ついでに、「君は天然色」はロンバケのカバーでしか聴いた事がないのでケラの声じゃないとすんげえ違和感を覚えますよね、と。
