これはもう人生の一本。
みつ子とAの会話が気持ちを言語化してくれているからか、めちゃ共感もできるし、変わろうとするみつ子をずっと見届けていたくなる。
吉住へのセクハラ、久しぶりに会う親友との距離感、多田くんとのやりとりなんか共感しかないし、それ以外の設定やシーンもどこをとっても面白い。
多田くんも絶対いい奴とは言い切れないラインが絶妙。LINEの返事から違和感感じたが、その後の展開にまぁいい奴かもなぁって思ってたら最後に多田くんが不穏な雰囲気出した時の恐怖たるや。。。もし彼がやばいやつだったらみつ子が立ち直れなくなると思うと「やめてくれよ...」と声に出してた。
あの一瞬感じた恐怖感はなかなか消えない。
それでも、自分と彼と向き合ってみようと思ったみつ子。勇気を貰えた。
そして、なにより、のんちゃんがすごすぎる。ノイズがないというか見せられてるという感じが全くしない。その辺にいそう感と圧倒的な存在感を両立してる。
この前に見た天間荘の三姉妹の時もそうだったので彼女の凄さは確信した。
こんな女優のんちゃん以外いないと思う。
