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忘れたフリをしてのkuuのレビュー・感想・評価

忘れたフリをして(2020年製作の映画)
2.5
fillmarksの方が紹介したはったし、『水曜日のカンパネラ』ってキャストが目の端によぎったから気になって、ギターのコピー(音拾って楽譜におこす譜おこし)しながらYouTubeにあんのかな?ってタブレットで検索したら出てきたし、

https://youtu.be/6cSF5RD2t5c

『驚き桃の木山椒の木ブリキに狸に洗濯機 やって来い来い巨大メカ』あら?こちらはヤットデタマンやった!!違って、こちら👇️
『今週のビックリドッキリメカ!』と叫びながら、ポチっとなって足の指で画面をタップしながら、『今日は足がツラなかった』ホッとして、ギターをベンベン。ちゃうかCHARALyreCHARALyreかな音的には。
因みに水曜日のカンパネラでなぜ止まったかと云うと。
先日、コロナ禍にビビリながら、気が引けながらも、辻井伸行のピアノリサイタルに行ったときに、アンコール三度目で『ラ・カンパネラ』弾かはって、その与謝野晶子じゃない、良さの衝撃波が未だに残っとりMASCARAです。
んで、指をチマチマ動かしての視聴。

なんじゃこりゃ~

って叫んだらついつい没32年を迎える俳優、松田優作を思いだしながらの、ギターでライトハンド奏法(今はタッピング奏法とも云う!こちらも惜しくも示寂したギタリストヴァンヘイレンの十八番)の音拾いが上手いこといってご満悦。
短~い!あ!短いし短編やね!のアニメーションやって、ナレーションも合わさってほのぼの、U2のボノ。←関係はありません。
内容は
ある日ある時、漫画家?自称かも町田洋が(ファンの方おられたらごめんなさい)の元に
『開業50周年を迎えた船場センタービルを描いて欲しい』と依頼が届いたらしく、
過去に『うつ病』を患っていた(うつ病は完治はないんかなぁ?軽快かな?まぁアニメーションみてて作家の鬱の気は見え隠れするが)経験を持つ現代の都会ジャングル(オーバーかなぁ13分ほどのアニメーションやし)を生きる漫画家と、大阪のド真ん中で50年間生きのびてきた、ぼろっちい(失礼)歳をとったおおらかな商業施設『船場センタービル』の4日間のしずかな対話のお話かなっ。
まぁノンビリ生きられてるんやぁと、作画にも感じたし、鬱病を経験された方なら安心かなぁと!
まぁ、コマーシャル的なアニメーションす。
目でほのぼのして、指と足はピコピコしてギター弾いてる自分は何を急いでるんやろってふと思たが、どこかは動いてるし、こりゃ死ななきゃなおらへんなぁ。
奇しくもてか笑えんのがコピーしてる曲が
Avenged Sevenfold 『THE STAGE』って曲で

https://youtu.be/dgzvl_Oa0w8


So I arrived, naked and cold
A welcomed change from the abeyance of a ghost town catacomb
No need for counsel I appreciate the time I’m not alone
(Why don’t you get my lawyer on the phone)
There were days these child eyes
Would overlook the ugliness and fantasize
I found my heart for the first time and I awakened in me
I left myself to navigate… and oh I felt control
(It appears these sheep have quite an appetite)
Who is the crowd that peers through the cage,
As we perform here upon the stage?

愚訳


着いたわ、丸裸の寒~い場所へ
歓迎されたんやで、廃墟の修道院の墓地から
弁護士は要らへん、残されとる時ってのはありがたいモンやわ
俺ゃ独りちゃうんやから(何なら俺の弁護士でも呼んだろか?)
あの日子供に見られて
醜さと空虚ってヤツを思い出したんや
俺は初めて心を見つけて目覚めたわ
俺は俺自身を導く為に去った、ほんで支配されているってことを知った(この羊たちはよく食うみたいや)
檻を覗いてくる群衆は誰だ?
ステージで芸でもする気か?

みたいな詞に、なんかほのぼのとした饅頭みたいなアニメーションに鋭い刃物を突き刺す感じのAvenged Sevenfold THE STAGEの曲に笑いが出るのは、やはり気が触れはじめてんのかなぁと云う今日この頃。
ホンワカパッパ、ホンワカホンワカ(吉本新喜劇の始まりのジングル)気分を得たいなら是非とも本作をどうぞ!
kuu

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