主人公は裕福ではないカンボジア🇰🇭の家庭に育った14歳の少年👦稼ぎを増やすためにもブローカーに頼み単身でタイ🇹🇭へ働きに出るが、そこは過酷な労働を強いられる場所だった。14歳にも関わらず休まず働かされ、徐々に人間味を失った少年が下した決断とは…。
まるでモノを扱うように(むしろ物以外)振り回される労働者たち。
そして使い物にならなきゃ海に死体が浮かぶ日々が続く。
もう人間のやることではない。
衝撃的でかなり重い作品ですが、ラストは胸に込み上げる熱いものを感じました。
『環境が少年を残酷にさせた。』
けれど、彼の目にはまだ生きる【希望】を感じられたのは唯一の救いだったかな。
東南アジアでは約20万人の男が漁船にて奴隷労働に従事している事実。
その利益は60億円にも上るといいます。
私達は安い製品の裏には安い賃金や奴隷のように働かされている人がいることを忘れてはいけない。
今当たり前のように生活できていることに感謝を忘れてはないけない。