このレビューはネタバレを含みます
美しい映画だった。夕暮れの、砂漠の、大地の映像をみるだけで価値がある。
失業を理由にキャンピングカーで旅に出る、季節労働はやはり辛いし、パンクや、襲われる怖さもある。いろんな人から、一緒に暮らさない?って言われるけれど、合わないなと思って一人になってしまう。その度に矛盾や迷いを抱えつつも自分の人生を立つのだと思った。
「我々にさよならという言葉はない、またどこかで会えるのだ」
みたいなセリフがとてもよかったです。
非常に真面目に描いた映画でしたが、若干真面目すぎる感もあった気がします。その正体がまだ分かりませんが、みてよかったです。
監督 クロエ・ジャオ
フランシス・マクドーマンド