このレビューはネタバレを含みます
主人公がなぜこの生き方に拘るのか
はじめは、わからなかった
終盤でサンタクロースみたいな髭のおじさんが
ノマド生活には“ さよなら”がない
いつも“ また どこかで”って言うんだ
実際に数ヶ月後、数年後かもしれないが、また会える
だから、死んだ息子にもいつか会えると思う
そう語った時、理解し得なかったことが すとんと腑に落ちたように思う
ノマド生活を過ごす大半が高齢者で喪失感や悲しみを抱えてるけど、その生活だからこそ生きる意味を見据えて生きていけるのかなと、そう思った
ノマド生活を続ける彼らの姿は、
強く美しいものに思えた
また50歳くらいになって観たとき、たぶん感じることは違ってくるのかな