ノマドランドの億千のネタバレレビュー・内容・結末

ファーンは一体どこへ辿り着くのだろう？と思って観ていたけれど、終盤の、ノマドには別れがない、「さよなら」じゃなくて「いつかまた」と言って挨拶をする、そして実際にまた会える、という台詞ですごく納得ができました。どこかに行く必要もない、何かを達成する必要もない、そういう生き方なのかな。
ノマドとしての生き方を、皆選ばされたのではなく、自分で選んだのだ、と誇りを持っているように見えた。そんな姿は虚勢を張っているようにも見えるかもしれないけど、きっかけが何であれ、最終的にはそうなっていくように見えた。

ノマドで居続けることも、ノマドを止めることも自由。

デヴィッドを見る目が、どこか責めているようにも見えたファーンが、最後に涙を流すことが出来て良かった。

余談ですが、観ていて、ゲームの「ライフ イズ ストレンジ2」を思い出しました。