雄大です。
荘厳です。
美しいです。
この「世界にただひとり」な感覚、
この先 味わうことがあるとしたら、
どれほどの至福だろう。
たださ、このハウスレスっての、
アメリカに生きるアメリカ人だからそう呼べるのだろうな。
日本ではそんなネットワークも(たぶん)ないし、キャンピングカー用の施設もここまでポピュラーじゃないよね?
土地土地のコミュニティは存在してても
ここまでしっかりネットワークが構築されることってあるんだろか?
ホームレスはただホームレスでしかなくて、
社会的には弱者で、阻害されてて、
尊厳とか、殺されでもしなきゃ出てこない言葉。
そもそも旅人ではない。
大人になると痛感するけど、
自由にはそれだけの負荷がある。
解き放たれていることって、厳しい道なのよね。
どんなに穏やかな時でも、
常に死が隣にあることを意識する生き方。
ここに出てくる誰もが老いているから余計に。
それでも、あえて選ぶということならば、
確かにそれは尊いのかもしれない。
自分は死ぬまでにどれほどの景色を見られるのだろうかとかね。
ついつい考えてしまう。
生きること、死ぬこと、
自分に残された時間を。
旅に出られる人なんてどれほどいるんでしょうかね。
羨ましいとも、
そうでないとも、
どちらの感情も味わえた。
「自分が生きている限り、あの人と過ごした時間は死なない」
オタク的には、これが刺さりまくりました。