このレビューはネタバレを含みます
淡々と進んでいくようで、登場人物の叙情的な描写が良かったです。
インサート的な自然のカットも、アメリカの雄大さに見入ってしまいました。
「存在」や「拠り所」、「場所」や「喪失感」などがキーになっているかなと思いました。
アメリカの雇用や制度など、さまざまな背景を感じつつ、人が大切にしている軸みたいなのは人それぞれで、何かを捨てることは何かを得ること、そのまた逆も然りと思いました。
鑑賞後に実際のノマドワーカーを演者に起用してると知ってビックリしました。ドキュメンタリーではないですが、そういう要素もあったんだと。
私は私のための人生を生きると思わせてくれた映画です。
まずは旅に出たくなりました。