このレビューはネタバレを含みます
主人公やノマドライフを送る人々の生活をのぞく中で、とても色々考えさせられました。自分の生活に誇りを持ち、自分の価値観を揺らがせずまっすぐノマドライブに向き合う彼女らに型にハマらず自由に生きることや自分のための人生を生きるということの豊かさを感じました。またその過程で出会うノマドライフを送る人々も同じようにそれぞれが自分の軸を持っており、その中で出会いまた出発していくという関係性も素敵でした。
最後は、今は亡き人との思い出を手放せず、そのような生活をすることでいつでも思い出に会いにいけ、いつか会えるのではないかという気持ちも心のどこかにあるということが、彼女らのいきかたの根本にあったのかと気がつき、だったんだと思うとどこか切なくも苦しくもなりました。
