どらどら

国境の夜想曲のどらどらのレビュー・感想・評価

国境の夜想曲(2020年製作の映画)
4.5
説明が一切入らない
しかしそれは当然である
彼らは語られるために生きているわけではないから
彼らは彼ら自身の生を生きているのであり
物語化されるために生きているわけではない

母親たちの嘆きの声
ISISの残虐行為を見てきた少年たち
国境で戦う兵士たち

世界がどれだけ残酷で残虐で
世界がどれだけ無慈悲で無関心でも
必ず朝は来る
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絶対にドキュメンタリーでないと撮れない/伝えられないメッセージがある
誰がこの状態の継続を許しているのか、カメラと少年の目はこちらに向けられている
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