カール・マルクスの末娘エリノアの激動の人生を描いた作品
マルクスはもちろん彼の家族の事も何も知らずに見始めたけれど…
労働者の搾取を否定する立場だった父マルクスに「搾取」されていたのは子供達だったのですね
父親を父親の愛人と看取って自由になったエリノアでしたが…彼女は「依存」される立場に追い込まれてしまう
人にはない強さと弱さを持ち合わせた彼女はずっと政治活動家として女として闘い続けたんだと思う
そんなエリノアを演じたロモーラ・ガライに加点…
彼女の胸の内がバンクロックで表現されているシーンにギュッと持っていかれる
ラ・カンパネラも沁みました