ドキュメンタリーだったんですね…
劇場でチラ見した青みがかったポスターを覚えていました
紛争や支配された中東の国境地帯で現地の人々の日常を追った話?!
淡々と語りもなく環境音と描写だけが続くけれど目に移る景色も人々の暮らしも日本では想像も出来ないものばかり…
実際の痛みは到底わからなくても「そこ」に生きている人々の息遣いや葛藤が伝わってくる
隣人同士が殺しあうなんて地獄でしかない
ジャケ写になっているアリ少年は父親のいない大家族の食を満たすために1人で漁を行い猟師のガイドをして日銭を得ている
銃を背負って家路に着く背中が重すぎました
学校で子供たちが描く絵はまさに地獄図
自らの体験を淡々と話す男の子…もちろん尋常な内容ではない
酷い惨劇の場面はないけれど自らの運命を受け入れざるを得ない「生と死」を感じるドキュメンタリー
何も出来なくても知ることから「平和」の深さと尊さを噛みしめる
過激派組織ISISは脅威でしかない…