KYO

親愛なる同志たちへのKYOのネタバレレビュー・内容・結末

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ソ連が崩壊するまで30年間隠蔽されていた「ノボチェルカッスク事件」。激動の3日間が共産党員で市政委員も務めるリューダを通して描かれている。
労働者を守るはずの共産党が抗議の声を上げた非武装労働者を虐殺してしまう。人民の軍隊が人民を撃つ。信念が揺らぐ様子、これから良くなるから大丈夫と自分に言い聞かせる姿がやるせない。
娘が生きていたのが唯一の救い。
国家が暴走し民衆を弾圧することが世界の至る所で今現在も続いている。
ソ連時代の話とはいえロシアへの関心の高さから、平日の昼間でも人が多めだった。
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