このレビューはネタバレを含みます
クーデターによって貧困層の者達に捕らえられるセレブ達。
普通に暮らしていた人間が人質にされ、身代金を払っても殺される。
女は道楽でレイプされ、待っているのは死だけ。
虐殺の始まりかたが不気味。
幸せに満ちた空気が一気に冷めていく。
淡々としているぶんリアルで怖い。
整列させられ、順番に殺されていく人質たち…そのうち自分の番になる。
何もしなければ確実に殺されるのに、それでも抵抗できない。
死を目前にした者たちは、言葉を発する間もなくゴミのように殺されていく。
今までに観たどの胸糞映画よりも生々しくて恐ろしい。
怖いもの見たさで最後まで観たことに少し罪悪感がある
