このレビューはネタバレを含みます
ポスターに描かれているコピーは完全に大衆向けというか、暗いイメージが伝わらないよう犬好きのための映画って感じのコピーだけど、実際は、野良犬・野良猫の殺処分や人間による多頭飼育崩壊、動物病院で保護活動をやることの難しさや、動物の命の重さなど、現実に起きている問題をきっちり伝えてる映画だった。
「なんで救っても救ってもここに犬や猫が送られてくるんですか。あいつら何も悪いことしてないんですよ」の台詞がすごく重く響いた。ほんとにそう思う。
映画としては登場人物の心情変化などちょっと掘り下げが浅くて展開早いなと思ったけど、動物たちが置かれている問題を知るには十分な内容の映画だった。