犬部!のねこ缶のネタバレレビュー・内容・結末

殺処分について、また一度考えさせられた。

殺処分される犬を助けたくてセンターで働く事にしたが犬を助けきれない不甲斐なさに心を病んでしまう柴崎。そこを乗り越えもう一度センターで働く事を決意した姿に胸を打たれた。
命を助けきれない事、とてもじゃないけど辛い事なのにそれともう一度向き合う姿は本当に素敵に思う。
主人公花井も、逮捕をされてもなお目の前の動物を助けたい心は、心が強い人間にしか出来ないことではあるけれど、人間としてとてもかっこいい。

罪のない犬や猫、人間の身勝手によって動物が日々殺処分されている事実は目を背けてはならないと思う。
その事をきちんと伝えてくれる映画だと思った。
事実を語っているけれど、あまり重々しくなく子供でも見れる内容であると思うので小中学校の教材としても良いのではないかと。

犬や猫の殺処分0を願います。