ゆみモン

恋人よ、われに帰れのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

恋人よ、われに帰れ(1983年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかくジュリーが美しくてカッコいい♥❤
1984年のNHK大河ドラマ『山河燃ゆ』の前年のドラマ。『山河燃ゆ』のチャーリー田宮と同じ日系アメリカ人という設定は偶然なのか?
背は高くないが、バタ臭い?顔と流暢な英語のジュリーにぴったりの役柄だ。米軍の軍服姿も似合っている。
「LOVER COMEBACK TO ME」のジュリーの歌まで聴けてうっとり🎵❤

若い大竹しのぶは田舎臭いが、演技はさすがにこの頃から上手い。

ストーリーは単純だが、大林宣彦監督の反戦メッセージはよく伝わってきた。
太平洋戦争が終わっても、日系人である米軍兵士のケン(沢田研二)は、朝鮮戦争に出征しなくてはならない。そして、朝鮮はケイ子(大竹しのぶ)の父の故郷でもあった。人々の哀しみ苦しみは終わらないのか…。ケンは脱走しケイ子の島へと逃亡するが、追ってきたMPに撃たれてしまう。