MaTo

アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線のMaToのレビュー・感想・評価

3.5
ソ連/ロシア戦争映画は戦線が広くて何が起こっているか理解できないものが多いが、村の攻防に絞っているので戦闘の目的が理解しやすい
序盤の悲惨な戦闘の後、厭戦気分が強く漂う休止期間、合理的な判断から撤退した隊長が奪還に向けて戻るところダレずに繋がっている
非道な政治将校と連行される兵士の描写が強く印象に残る
WW2転換点として讃えられるスターリングラード/天王星作戦と同時期に発動し隠蔽されたとされる第二次ルジェフ会戦/火星作戦が血生臭く描かれる
ポーランド分割を始めとしてWW2で領土/衛星国を増やしたソ連は侵略者に思えるけれど、ここまでの犠牲を払ったと思うと複雑
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