とある問いかけの台詞に対して答えが出せなかった。明確に持ってたはずなのに…
命に対して。親子とは。
様々な考えや形があるはずだと改めて思い知らされる。
広く優しい視点を持った映画でした。
「万引き家族」を彷彿とさせる、家族の形。
登場人物それぞれの葛藤や心情が豊かに描かれています。
正直、前半は展開のための説明的な台詞や、短絡的なところが気になってしまったものの、
この路線でいくのか。とわかってからはそのドラマ部分にしっかりと引き込まれて観終わりました。
印象的だったのが、暗い照明の元で言葉が交わされる2つのシーン。
1つ目は列車の中の会話。
2つ目は、本作の名シーンだろうホテルでのあの夜。
列車の方は、あえてあの台詞を暗くなる瞬間に合わせたのか?
思わず心の声が出てしまった感じがなんとも良い…
そして、ホテルでの夜。
絶妙な暗さの中で交わされる言葉、表情から溢れる感情が深すぎて胸がギュッとなりました…。
背中で語るガンホ…!
この、絶妙な照明…。撮影担当が、「流浪の月」や「パラサイト」のホン・ギョンピョだった!
凄いですわ、、ほんとに。(「ただ悪より救いたまえ」もこの人なんですね…🙄)
ペ・ドゥナ演じる刑事の人物像もとても良かったですね。。
車に乗ってるシーンも思えば薄暗かったかな。
2回目鑑賞するとさらに見えて来るものが変わりそうです。
鑑賞後、ポスターの良さがじわじわ沁みる。。
ポスターのみんなが笑顔なのが、まさにこの映画の優しさを表しているようですね☺️
お気に入り ★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ ★★★★★★☆☆☆☆
感動 ★★★★★☆☆☆☆☆
笑い ★★★★☆☆☆☆☆☆
涙 ★★★★☆☆☆☆☆☆