ヨスミ

ベイビー・ブローカーのヨスミのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
4.2
観覧車のシーン、よかった。カン・ドンウォン好きすぎて、手とか腕見ちゃうな。

赤ちゃんポストと人身売買の話。
バイヤーの2人と、赤ちゃんを一度捨てたお母さんとその赤ちゃん、親に捨てられた子供5人の擬似家族。
結婚制度、警察の所管とか含め構造的に決められた制度の中にいる一人一人が、役割を演じながら、その人としての情や思いやりで子供を見守る感じが良かった。

大人になればなるほど制度や役職にがんじがらめにされるけど、その中で人間らしい思考•行動をしていきたいなあと思った作品でした。
ぺ•ドゥナの役が一番共感した。最後はフィクションだからなあ(現実、こんなうまく行かないよ)と思ってしまったけど、よい世の中にするためにはフィクションだからこそ本作みたいな作品も大事だよなって思った。

世の中、怖いことばっかり!
ヨスミ

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