観終わってすぐは、テーマを詰めきれていないような、若干薄味な気がしてしまいました。自分がノンフィクションの本やドキュメンタリーが好きだからだと思います。でも、難しいテーマを映画として昇華させるには、このくらいの空気感がいいのかなとも思ったり。というか、彼らをもっと観ていたかった。3時間くらいあっても余裕で観れます。
両親にも色んな事情があって子供が養護施設に預けられたり養子に出されたりすることもよく想像できました。偽善ではない本当の温かさだってあるのだから、それを子供が感じられるかどうかは、子供を包み込む大人たちの使命でもあるのですね。
