むらちん

ベイビー・ブローカーのむらちんのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
3.0
核心であるはずの彼女の扱いに・・・

大変不満があります。
気持ちの転換が早すぎて、説得力を欠いているのです。
物語の核心なのですから、これはない。
これでは甘すぎる。

 海外養子縁組は戦争や災害などの特殊状況下で短期間行われ、社会が安定するにつれて減少していくのが一般的だ。ところが、韓国は休戦から30年たった1980年代半ばに海外養子縁組がピークに達した。1985年には8837人が海外に送られた。これは出生児100人に1.3人に相当するもので、世界でも類を見ない数字だ。これは当時の韓国政府が海外養子縁組の門戸を開放し、養子縁組機関が競い合った結果だと分析されている。1985年の韓国の合計特殊出生率は1.67で、出産奨励策を開始しなければならない状況だった。だが、2002年に出生率が1.18と超少子化社会に突入した後も、2365人の児童が海外に渡った。  朝鮮日報日本語版より

少なくとも本国は、これを病理として捉えている。
当然、監督さんもですよね?

今回も異議申し立てとして投稿しました。
しかし、きりがないですね、ここまでにします。
むらちん

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