このレビューはネタバレを含みます
借金に困り裏稼業として赤ちゃんポストに捨てられた赤ちゃんを連れ去り横流しをする善意のブローカー2人と赤ちゃんと捨てた金に困ったその母親と共に良い義父母になってくれる人を探す旅に出る。
教会から8才のクソガキも加わり。
4人は血は繋がっていないが赤ちゃんを中心に何となく家族の様な関係になっていき、赤ちゃんに対してもだんだん手放したくなくなってくる。
そんな中、こっそりとブローカーに張り付いて現行犯で捕まえようとしている警察。
赤ちゃんポストに捨てた母親の(赤ちゃんの為の)理由
「捨てるなら産むな」
「産んで捨てるより産む前に殺す方が罪は軽いの?」
子宝に恵まれる者もいれば、そうでない者もいる。恵まれて産まれる者もいればそうでない者もいる。
「生まれてきてくれて、ありがとう」
少子高齢化が進み出生率が下がり続けるそんな世界に少し沁みるそんな映画。