ベイビー・ブローカーのネタバレレビュー・内容・結末

　赤ちゃんポストに預けられた子どもを子どもが欲しい夫婦に販売するブローカーと実母、そしてそれを追う刑事のお話。

　本来その場にいないはずの実の母が赤ちゃんブローカーたちに帯同して販売する相手を選定…

赤ちゃんポストから始まる物語。

綺麗ごとではないけども、
僅かな美しさが残る不思議な映画。

「捨てるなら産むな」
「はじめから反対だった」
身勝手のようで身勝手じゃない...
色んな事情が絡み合…

是貞監督らしさ全開だった。
生まれてきてくれてありがとうって、一人の母親と、一人の子どもが言うから、めちゃくちゃ響いて泣けた。
結構考えさせられる台詞多かったな〜。
みんな赤ちゃんのお世話上手で、ほ…

犯罪行為をしているのに、悪い人には思えない。だんだん家族っぽくなっていくけど、現実はそんなに甘くない。子供が欲しい夫婦が母乳飲ませてるシーンが、安心と悲しさで複雑だった。ソヨンの幸せのためさらに罪を…

二日続けて是枝裕和作品を再視聴。
赤ちゃんブローカーのサンヒョンとドンス、捨てられた赤ちゃんのウソン、その母親のソヨン、施設からついて来たヘジンが子供を望む親へ売るために旅をする。
旅の中で、この五…

最初は、育てられないなら産むなよと母親のせいに思ってしまっていたけどわかんなくなった。
産んでから捨てるのか、産まれる前に殺すのか。どっちがいいか悪いかも分からない。
観覧車のシーンすごく良かった。…

赤ちゃんを捨てることも、その赤ちゃんを売ることも決していい事ではないけれど、登場人物みんなが必ずしも悪人ではないように感じた。是枝監督は善と悪の両面を持つ人間を描くのがお上手…。
結構好きな作品で途…

必ずしも愛あるところに子どもが生まれるわけじゃない。
ビジネスとしてのブローカーから愛に飢えるであろう子どもと愛を注ぎ口がない夫婦をつなぐブローカーに変わったように見えた。
最後、自分が人殺しになっ…