ヒトラーに盗られたうさぎのnago19のネタバレレビュー・内容・結末

アンナが可愛くてアンネフランクを思い出しながら。この後の悲惨な状況が分かるだけにこの家族が脱出出来て良かった。何も出来ずに殺されて行ってたユダヤ人がどれだけいたことか。子どもが住むところを次々と変える、それも言葉がわからないところへ。私たちは有名になるわ、子どもの時に苦労してるからみたいな言葉が心に残る。周りの物にサヨナラを言うアンナがいじらしいね。自伝的小説だから突拍子もなく意地悪の人や事件はないし綺麗な映像で家族は仲良く暮らしているけど、時代の陰鬱さは感じる。