「パンドラの箱」の印象のまま、ハリウッドでも自我を通した彼女の潔さに感服。

晩年のお姿に、当時の面影はないが、凄みは健在。

彼女のバッググラウンドは驚く内容もあり。

他の作品が簡単に見られないのがとても残念😭。


※Filmarksさん、追加ありがとうございます🙇‍♂️。

サイレント映画時代の伝説女優、ルイーズ・ブルックス(1906-1985)をテーマとしたドキュメンタリ。非常にシンプルな構成であるが、32歳で女優引退した彼女の晩年の様子が映像や写真で豊富に観れるのが第一に素晴らしい（往年を偲ばせる凛とした老婦人ぶり）。ルイーズの何者にも媚びない気高い（気難しい）性格もよく伝わってくる。才能とは、芸術とは、やはり孤高なものなのかも知れない。良作。

紀伊國屋クリティカル・エディションDVDの特典として収録されている、ルイーズ・ブルックスの人生を追ったドキュメンタリー。遍歴を振り返るだけでも、快活で聡明で自分に誇りを持ち、しかし孤独でもあった彼女のパーソナリティがよく伝わってくる。1976年に撮られたルイーズ・ブルックス本人のインタビュー映像も含まれており、キッパリとした物言いから彼女の独立心や同調圧力で彼女を抹消しようとしたハリウッドへの嫌悪感がうかがえる。

2か月ほど付き合っていたらしいチャップリンのノーメイクの写真が高貴な美男子で驚いた。